【新・タイ散歩】藤井伸二さんのガイドブックはタイ旅行に使える?読んでみた感想
タイのガイドブックを見るのが趣味のちゃんみきです。
少し前になりますが、『新・タイ散歩』藤井伸二さん著書のガイドブックが発売されました。
このガイドブックで紹介されている地域は、バンコク、チェンマイ、プーケット、サムイ島、イサーン地方です。
これらの地域の散歩ルートが全22コース紹介されています。
まず、このガイドブックの表紙を見て、『タイで散歩かぁ・・・、キツイだろうなぁ』なんて思ってしまいました。
今年の5月にバンコクに行きましたが、朝と晩ならともかく、昼に散歩なんて、熱中症になりに行くようなもの、というくらい暑かったんですよね。
でも、タイを中心とした旅行作家の藤井伸二さんが執筆されているので、きっと面白いだろうと思って『新・タイ散歩』を購入してみました。
実際に読んでみて感じたのは、タイ旅行が初めての人が、1冊目のガイドブックとして購入するのには向いていないと思いました。
散歩に特化しているので、タイ旅行をするために知っておいた方が良い基本情報が少なく、コラム形式で書かれているので調べにくいです。
また、観光スポットへアクセス方法も、散歩コースの中で紹介しているので、最寄り駅が何処で、駅から徒歩何分などといった詳しい情報は載っていません。
タイ旅行が初めての人は、やはり『地球の歩き方』がいいと思います。
ただ、タイ旅行が初めての人でも、2冊目のガイドブックとして購入するのはいいと思います。
例えば、夜のバンコクの散歩コースには『夜間の歩行者はほとんどいない』など、夜の散歩だからこそ注意すべき点が地図に書かれているので、すごく便利です。
特に、初めてのタイ旅行(バンコク)のメンバーだけで、夜の観光を考えている人は、読んでおいた方がいいと思います。
何度かバンコクに行っている私でも、とても参考になりました。
実は今年の秋にバンコクに行く予定があるので、暇さえあれば『新・タイ散歩』を読んで、どの辺りを散歩しようか考えています。
たぶん、夜の散歩になっちゃうんだろうなぁ(^^)
最後に・・・
今日ご紹介した『新・タイ散歩』ですが、掲載されている散歩コースのほとんどがバンコクです。
なので、チェンマイやプーケットなど、バンコク以外のガイドブックとして利用するのは微妙かもしれません。
・タイ旅行は初めてだけど、2冊目のガイドブックとして
・安全に観光がしたい
・じっくり自分の足で観光をしたい
・行った事があるけど、もっと知りたい
このような人たちに向くガイドブックかなと思いました。
『新・タイ散歩』は写真が多く掲載されていて読みやすいので、ガイドブックとしてだけでなく、読み物としても楽しめる1冊だと思います。