鉄道でワット・サマーン・ラタナーラーム【ピンクのガネーシャ】に実際に行った感想とアドバイス
また久しぶりのブログになってしまいました。
なかなかブログがアップできなくて、すいません。
書きたい事はいっぱいあるんですけどね・・・。
さて、気を取り直して、今日は11月に行ったバンコク旅行で、行きたかった場所のひとつ、ワット・サマーン・ラタナーラームの事を書きたいと思います。
ワット・サマーン・ラタナーラームといえば、『願いが3倍のスピードで叶う』といわれているピンクのガネーシャが有名なお寺。
最強のパワースポットとして、最近注目されている観光スポットです。
ちなみに、2016-2017の地球の歩き方には紹介されていませんでした。
一般的な行き方は、BTSのエカマイ駅にある東バスターミナルから、ロットゥー(乗合のミニバン)に乗り、チャチューンサオのバスターミナルまで向かいます。
そこからソンテオに乗って、ピンクのガネーシャへ行くのが一般的で、地球の歩き方でも紹介されてるアクセス方法です。
しかし、ピンクのガネーシャへのアクセス方法を調べていたら、タイの国鉄でも行けるとのこと。
電車の旅が好きな私たちなので、思い切ってタイの国鉄でワット・サマーン・ラタナーラーム行ってみる事にしました!
まず、タイの国鉄でワット・サマーン・ラタナーラームへ行くには、チャチュンサオ駅を目指します。
そこで、初めて国鉄を利用する人は、観光も兼ねてフアランポーン駅から乗るのがおすすめです。
フアランポーン駅は、バンコク最大で最古の駅。
レトロな雰囲気が漂っていて、一度行く価値のある駅だと思います。
しかも、2020年頃には駅の役目を終えるそうなので、駅として利用できるうちに行かれるのをおすすめします(^^)
私は何度か行った事があるし、ホテルがBTSのビクトリーモニュメント駅のエリアだったので、パヤータイ駅から国鉄に乗る事にしました。
※タイ国鉄道局のHP(電車の時刻を確認できます)
http://procurement.railway.co.th/checktime/checktime.asp?lenguage=Eng
タイ国有鉄道のパヤータイ駅がこちら。
↓ ↓ ↓
言っておきますが、パヤータイ駅は決してバンコクの郊外の駅ではありません。
なのに、この感じ。
心配になって、近く居た人に『ここは鉄道のパヤータイ駅ですか?』とグーグル翻訳で確認してしまいました。
パヤータイ駅の近くの踏切では、こんな風に屋台もありました。
電車が来たらどうするのかと観察していたら、焦る様子もなく屋台を線路脇に動かしていました。
踏切上で商売するなんて、タイらしいですね(^^)
10時23分、チャチューンサオ駅へ行く電車がやって来ました。
なんと、時刻表通り!
タイの鉄道が遅れるのは、一昔前の話になってしまったのかな(^^)
電車の中はこんな感じです。
もちろんクーラーなんてありません。
でも、窓から入ってくる風が気持ちよくて、私は全然苦になりませんでした。
座席は固くなくて、意外と座り心地が良かったです。
パヤータイ駅では切符を販売していないので、電車の中で車掌さんから購入しました。
パヤータイ駅からチャチューンサオ駅まで、なんと1人12バーツ!!
(上の写真は2人分のチケットです)
安すぎ・・・。
パヤータイ駅を出発して、何駅かは都会な感じが漂っていましたが、しばらく乗っていると、のどかな風景に変わっていきます。
国鉄でワット・サマーン・ラタナーラームへ行くのに、ちょっと難しいのは駅名の表示が読めない。
上の写真のように、ホームの看板に英語表記がされていればいいのですが、英語表記のない駅もあって、今どこの駅にいるのか確認しずらい点があります。
しかし、私の記憶が正しければ、ホームの両端には必ず英語表記のある標識があったので、それを確認するのも、一つの手だと思います。
あとは、グーグルマップのGPS機能で、位置を確認しながらチャチューンサオ駅を目指すのが確実ですね。
チャチューンサオ駅に到着!
かなりの人が電車から降りていきました。
人の流れにそって外に出ると、ロータリーがあって、ソンテオやトゥクトゥクが数台止まっていました。
ここで落ち着いて、ピンクのガネーシャへの行き方を、確認すれば良かったのですが、写真に写っている黄色のソンテオに乗り込む外国人観光客がけっこういたので、私たちもつられて、黄色いソンテオに乗ってしまったんです。
そして、着いたのが、ワット・サマーン・ラタナーラームではなく、ワット・ソートン。
チャチューンサオ駅から10分足らずでしたでしょうか。
ディズニーランドのお城のような外観に驚き!
せっかくなので、中に入って見学することにしました。
ワットソートンでは、私たちのような外国人観光客だけでなく、地元の人っぽい人が参拝をしてたりして賑わっていました。
時間に余裕があれば、ワット・ソートンも観光してはいかがでしょうか。
さて、私たちの目的は、ピンクのガネーシャがあるワット・サマーン・ラタナーラーム。
気を取り直して、チャチューンサオ駅からのアクセスを調べ直しました。
調べた結果、まずはチャチューンサオのバスターミナルを目指さなくてはいけません。
ところが、グラブタクシーでつかまりそうなタクシーが全くなく、トゥクトゥクは待機しているものの運転手は英語ができない様子でチンプンカンプン。
しかもトゥクトゥクはぼったくられそうだし・・・、どうしようかと思っていたら、待機しているソンテオを発見。
ソンテオの運転手も英語が通じないようだったので『ワット・サマーン!』『ピンクガネーシャ!』などと連呼してみました。
そしたら『大丈夫だ』というリアクションだったので、とりあえず乗車しました。
途中、本当に大丈夫なのか?と心配になりましたが、無事にバスターミナルに到着できました。
それから、ワット・サマーン・ラタナーラームへ行くソンテオに乗り込み、30~40分ソンテオに揺られ、無事に目的地に到着することができました!
ワット・サマーン・ラタナーラームへ行く途中は、かなりソンテオが揺れるので、気を付けて乗車してくださいね。
ソンテオを降りた駐車場にあった象のモニュメント。
駐車場からは、屋台で賑わっている通りを歩いて、ピンクのガネーシャを目指します。
駐車場を背にして、左の方向に歩く感じです。
ピンクガネーシャを拝む前に、アイスを食べて休憩。
1個10バーツ。
色々な味がありました。
夫はドリアン味、私はココナッツ味をチョイス。
私のココナッツ味のアイスは、高級感は無いけれど、普通においしいアイスでした。
ちなみに、夫のドリアン味はまずかったみたいです(^^)
さて、心地よい風に吹かれながらベンチで休憩をして、いよいよピンクのガネーシャとご対面です!
みなさんご存じでしょうけど、こちらがピンクのガネーシャ!
貫禄がありますね(^^)
青空に映えるピンクのお姿にうっとり。
後ろ姿をパチリ。
髪の毛があったんですね。
しかも少しウェーブがかっています(^^)
ここでお願い事をする時は、ピンクのガネーシャに直接伝えず、このようにピンクのガネーシャの前にいるネズミにお願いごとを伝えます。
お願い事も済ませたあとは、お土産売り場へ。
実はピンクのガネーシャの台座の部分は、お土産屋さんになっているんです。
入口はピンクのガネーシャの裏にあります。
意外と知られていないのか、店内はガラーンとしていました。
オリジナルCDも売られていました。
インドカレー屋で流れているような音楽が敷地内で流れていて、すごく気になったのですが、どのCDで聴けるのかも分からないので、購入するのはやめておきました。
ピンクのガネーシャのミニチュアも売られています。
お土産売り場を楽しんだ後は、敷地内をブラブラ。
色鮮やかな浮島。
巨大な阿修羅像。
ふと隣を流れる川の方を見ると、向こう岸にジャングルのような風景が。
こちら側とは全然違う世界に見えますね。
どんな暮らしをしているんでしょうか・・・。
ワット・サマーン・ラタナーラームをひと通り見学して、敷地内にあったトイレにも寄り、最初にソンテオから降ろしてもらった駐車場へ戻りました。
駐車場に着くと、1台のソンテオが待機していたので乗り込んだら、行きとほぼ同じメンバーが座っていました(^^)
みんな同じようなペースで観光していたみたいですね。
来た道を戻り、ソンテオがバスターミナルに到着すると、みんなバンコクへ帰るためのロットゥーのチケットを購入していました。
みんなと同じように、私たちも30分後くらいのチケットを購入しようとしたら、満員だったのか、次のロットゥーに乗るには2時間近く待たなければいけないとのこと。
バスターミナルの周りには、カフェとかありましたが、ここで時間を潰す気にもなれません。
しかも、渋滞に巻き込まれたら、バンコクに何時に着くのかも予想ができないので、ロットゥーはあきらめて、国鉄で帰ることにしました。
バスターミナルから、国鉄のチャチューンサオ駅へはソンテオで向います。
ここでも、ソンテオの運転手は英語が通じない感じだったので『チャチューンサオ・ステーション』と連呼して、運転手がうなずく、みたいなやり取りをしてソンテオに乗り込みました。
やはりこの時も、道路の関係で駅とは別の方向に向かって走り出したので、途中不安になりましたが、無事にチャチューンサオ駅に到着することができました。
駅にはチケットを販売している窓口があるので、事前にチケットを購入します。
に
電車が来るまで少し時間があったので、駅の売店で焼き鳥を買いました。
火の通り具合が絶妙で、すごく美味しかったんです。
ビールがあったらサイコーだったんですけどね。
焼き鳥を食べながら、ホームで電車を待っていると、学生さんや観光客、仕事帰りみたいな人などが、わんさかホームにやって来ました。
そして、ホームに到着した電車に乗り込むと、電車の中は結構な混雑ぶり。
なんとか座る事ができましたが、電車が進むたびに、どんどん乗客が増えていき、しまいには満員電車のような状況になっていました。
しかも、この混雑は私が降りるパヤータイ駅の2~3駅前くらいまで続いていて、夕方のバンコクの移動は大変だと、つくづく思いしらされました。
そんな感じで無事にパヤータイ駅まで帰ってくる事ができました。
適当に乗ったソンテオがワットソートンに行った時や、グラブタクシーが使えないとか、予定通りにいかない事もありましたが、まぁそれも海外旅行ならではということで、今となっては良い思い出です。
最後に・・・
ピンクのガネーシャを見るために、バンコクから鉄道でワット・サマーン・ラタナーラームへの行き方をまとめます。
1. バンコクから鉄道に乗り、チャチューンサオ駅に行く
(タイ国鉄道局のHPではチャチューンサオ・ジャンクション駅と表記)
2. 駅から離れた所にあるバスターミナルへ向かう
3. バスターミナルへは、ソンテオを利用する
チャチューンサオ駅前の歩道橋を渡りきったところに立っているとソンテオが止まってくれる
グーグルのストリートビューで事前に確認するのをおすすめ
チャチューンサオ駅からバスターミナルまで歩いても行ける距離だが、徒歩約13分、歩きはおすすめしない
4. バスターミナルからロットゥ-を利用し、ワット・サマーン・ラタナラームーを目指す
5. ワット・サマーン・ラタナラームーを観光
6. ワット・サマーン・ラタナラームーから、ロットゥーでバスターミナルに戻る
7. 鉄道でバンコクに戻るのが面倒であれば、バスターミナルからロットゥーでバンコクに戻る
8. 鉄道でバンコクに戻るのであれば、バスターミナルからソンテオでチャチューンサオ駅に行く
9. チャチューンサオ駅で切符を購入し電車に乗り、バンコクに戻る
(私が乗車したのは16:20チャチューンサオ駅発)
※ タイ国鉄道局のHPの時刻表
...Check Timetable & Fares : State Railway of Thailand
グーグルクロームの翻訳機能を利用すれば、日本語で時刻が確認できます
簡単な説明ですが、鉄道でワット・サマーン・ラタナーラームの行き方です。
ぜひ、参考になさってください。
最後の最後に、おまけの情報。
・ワット・サマーン・ラタナーラームの敷地内で食事もできる(屋台系)
・トイレは桶で水を汲み流すタイプ(床はビチョビチョ)
鉄道でピンクのガネーシャを見に行くのは、ちょっとハードルが高いかもしれませんが、ローカル気分に浸れる鉄道の旅はおすすめです!
ぜひ、バンコク旅行の予定に入れてみてはいかがでしょうか。
では、また~(^^)/